必須の経理用語
初めて経理を担当すると、経理用語が出てきます。経験を積めば、経理用語をマスターできますが、ここでは小さい会社で、かつ、初心者が絶対にマスターすべきものだけに絞って説明します。
仕訳
複式簿記には簡単な記帳様式の決まりがあり、これを「仕訳」と呼びます。
仕訳は「日付」と「勘定科目」と「金額」の並びに関する規則です。手作業で帳簿を作成する場合、仕訳は必須のものですが、パソコン会計では、仕訳を知らなくともある程度、経理ができるようになっています。
なお、仕訳の左側を「借方」、右側を「貸方」というので、併せてマスターして下さい。
3月2日に
(現金) 42,000
(売上) 42,000
とあります。これが、仕訳です。余談ですが、仕訳を、「仕分け」と間違える人もありますが、誤字ですので注意して下さい。
元帳
発生した取引を「仕訳」という簿記独特の言語に変換し、それを項目ごとに分類して記憶しておく記憶装置のようなものです。
試算表
試算表は勘定科目を集計したものです。各勘定科目につき全ての取引を合計したのが合計試算表であり、残高を集めたのが残高試算表です。
試算表作成の目的は以下の2つです。
①借方と貸方の合計額が一致していることの確認します。
②貸借対照表や損益計算書の準備段階で損益や財政状態の概要を把握します。
近年、会計ソフトが発達したため、経理担当者は転記作業(同じ数字を「仕訳帳」→「元帳」→「試算表」へ写す作業)から開放されました。
かつて、経理担当者は、どこかで転記ミスをしたために試算表が合わないという事態になり、その原因を探し、試算表を合わせるという非生産的な作業を毎月繰り返していました。
現在は、転記作業はなくなりましたが、銀行から「今月の試算表を提出して下さい」とか、税務調査時「元帳を出して下さい」等言われますので、どういうものか理解しておきましょう。
勘定科目
取引を記録する分類項目のことであり、貸借対照表や損益計算書には「売上高」や「交通費」などという項目で出しています。
仕訳や帳簿を記入するとき、「勘定科目」と「金額」が重要になってきます。勘定科目の詳細は後のページで述べます。ここでは、仕訳や帳簿を作成するには、「勘定科目」が必要だということだけ覚えておいて下さい。
決算書
決算書にはいくつかの書類から成り立っています。「貸借対照表」、「損益計算書」、「株主資本等変動計算書」、「注記表」、「事業報告」の5種類です。製造業の場合には、「製造原価報告書」を含めて6種類とするケースもあります。
また最近は米国にならって大会社については「キャッシュフロー計算書」が加えられるようになってきました。
ちいさな会社では、「貸借対照表」、「損益計算書」が特に重要です。「貸借対照表」とは、決算期末での会社の資産や負債の状況を示すもので、「損益計算書」は会社が1年間どれ位儲けたのか、あるいは損をしたのかを示すものです。
貸借対照表を見ると、資産の部 流動資産「現金預金」、「受取手形」等記載されています。この「現金預金」、「受取手形」が勘定科目です。





初めまして。私は、子育て真っ最中の専業主婦です。
何冊か市販のテキストを買ったり借りたりしてちょっとは見たりしてたんだけど、
それに比べてここは何て見やすくわかりやすいんでしょう。
投稿: しげっちママさん | 2006年12月17日 (日) 07時22分